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【やる気が出ない】行動力に悩んでいるときに役立つ5つの考え方

2015.08.22 - useful

こんにちは。デ、デデ、デザイナーのゴードンです。
別に弱気ではありません。

さて、今回は「思い立ってもすぐできない」、「何かとやる気が出ない」、「腰が重い」など、行動力不足に悩んでいる方へ、素晴らしい著書に出会ったので端的に要約して書いてみます。

私も、エンジンかかるのが遅い方で仕事が捗らないことが多々あります。
夢中になれば早いのですが、そこまでが大変。

同じような悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

なお、この記事の参考にさせていただいた文献は、有名な脳科学者、茂木健一郎氏の「「すぐやる脳」のつくり方」です。
こちらを私の主観ではありますが、考察を交えて考えてみます。

気になった方はこちらから。
結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方

なぜ人はすぐ行動できないのか?

20150822-1
何かを思い立ったときや何かに手を着けるとき、人は脳に「抑制」がかかります。
動く前に考えすぎる、慎重になりすぎる、など物事をマジメに捉える日本独特の「思考回路」が影響しているみたいです。

この「マジメさ」が行動のブレーキとなる「抑制」です。

脳の「抑制」の外し方

20150822-2
前述のブレーキになっている脳の抑制を外し、行動に素早く移すための具体論が提唱されています。以下、特に共感できたものを挙げます。

深く考えすぎない

仕事では特にそうですが、普段何かを始める前に特別(自然体でない)な「意気込み」をしていませんか?
肩に力が入り、あれこれ考えてしまうことが脳を身構えさせているのです。

そこで、意気込みや「努力している」という意識をやめてしまうことで抑制を外します。

ジョギングの例が挙げられていますが、「さぁジョギングするぞ!」ではなく、「散歩でもしに行こうか」ぐらいの気楽さで始めてしまうというものです。

「タイムプレッシャー」

物事に時間の制約を設けることでやることの密度を濃くします。
これにより成果物の質も向上し、脳のモチベーションも高くなるというものです。

確かに、制約のない時間の中で仕事に取りかかるより、時間的制約があった方がいつもより集中できていることが多いです。
集中というより、勝手(必然?)に夢中になっています。

「ゲーム感覚」を取り入れる

人間、面白くないことは当然やる気が出ないです。
そこで「ゲーミフィケーション」という、日常生活の様々な要素をゲームのように置き換えるということを実践します。

例えば、「この仕事が終われば風呂に入ろう」、「ここまでがんばることができれば美味しいものを食べよう」など、脳の報酬系を刺激して何でも楽しんでしまうということです。

遊び心が少ない印象の強い日本社会ですが、物事に取りかかる観点を少し変えるだけで、マジメな人よりこちらの方が早くていい成果が出せそうです。

「他律」から「自律」へ

日々のルーチンワークなどの業務は「やらされている感」が強くなりますよね。
毎日前向きに取り組むのは結構な精神力が必要です。
上記のような、この気持ちが「他律」。

そして、「この雑務をしっかりこなして仕事ができることを見せつけてやろう!」と自発的に自分の課題として捉えることが「自律」。

「他人事」を「自分事」に変える。
ここに高いモチベーションを伴う「実行力」が生まれる。

本当にそう思います。

自分を「フロー状態」にする

ここでは「無我の境地」と定義されています。
「何にも囚われない開放的な状態」、つまり不安や焦り、緊張や先入観などの雑念にとらわれない自由な自分のことです。

例えば、自分の好きなことをしているときは「フロー状態」です。
嫌なことも忘れて夢中になる、あの感覚です。

これを仕事にも使えたらかなり時間や成果も改善されるのではないでしょうか。

ここでは、「しっかりやってやろう!」ではなく、「なるようにしかならない」とある意味の開き直りが秘訣の一つとされています。

確かに良い意味での開き直りは結果的に集中力を高めています。

まとめ

こうやって本などから新しい知見を得ることもまた、行動力を後押ししてくれる刺激になります。
もう集中力をレッドブルに頼らなくてもいいようにしっかりこれらのことを実践していきたいですね。
本当に脳ミソは不思議です。