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psychology心理学

【心を見抜く】他人の心理がわかる微表情学を人生で活かしまくる

2015.08.18 - psychology

こんにちは。お酒を飲みすぎると泣いてしまうディレクター、リドさんです。
この前は道ばたに咲く「よもぎ」の強々しさに独り涙しました。

さて、今回は私の好きな海外ドラマのひとつ、「Lie to me」のテーマにもなった微表情学を調べてみました。
人の心理に大変興味深いものが多く、おもしろいことばかりです。
ぜひビジネスに、プライベートにご活用ください。

「表情」は心を映し出す鏡

まずは、微表情学とは何か、を定義します。
こちらは顔に一瞬(約0.2秒ほど)表れる表情を読み取ることで、相手の心理を明らかにするという分野です。
人間誰しも一瞬は感情を表情に出しているみたいです。

従って、微表情学を利用することで相手の本音を読み取れるので、交渉や駆け引き等うまく主導できます。
言葉の裏に見え隠れする「真実」を暴きましょう。

それぞれのシチュエーションで表れる「微表情」

以下、シチュエーション毎に表れる微表情を分類します。
これまでのご経験と重ね合わせて、思い出しながら参照してください。

同意している場合

こちらの話に興味を持っていたり、同意している場合、人は「目線」を外しません。
また、口を固く結ばず、うっすら開いているような緩やかな口元になっています。

表情とは別ですが、手足指先に挙動がないことも特徴です。
集中しているときはじっと「聞き入る」ものです。

ちなみに、相手が前のめりになる「前傾姿勢」になっていることにも注目してください。

否定的な場合

同意が無い場合、相手の目線は下に落とし気味でこちらを見ます。
いわゆる「見下し」です。

そして、相手の眉間にはしわが寄っています。
口も固く結び、今にも「後ろずさり」しそうな表情が特徴です。

小刻みに首を縦に振る「偽同意」もよく見受けられます。

また、同意の場合にあった前傾姿勢が「後傾姿勢」にもなりがちです。
自分を守るときに自然にでる「腕組み」までされていればもう脈はないでしょう。

軽蔑されている場合

頸動脈のある首は人にとって最大の急所のひとつ。
ここを無防備にあごを上げ見せるのは、「恐るるに足らない」と本能的に意識している証です。
相手ののど仏が目につくようなぐらいあごを上げられたら、バカにされていること確定級です。

また、軽蔑には顔の半分だけがよく動きます。
どちらかの口角が軽く上がれば、それこそ「THE軽蔑」ですのでお気をつけ下さい。

楽しんでいる場合

人は「つくり笑い」をする生き物です。
ただ、本当に楽しんでいるときは自然な「笑顔」がこぼれます。

つくり笑いの見極め方として、第一に「目」に注視します。
有名ですが、つくり笑いには「目尻のしわ」が出ません。
これは笑顔に使われる筋肉はつくり笑いでは動かないからです。

また、本当の笑顔はつくり笑いより短く終わります。
これも顔の筋肉が関係しているので、長い笑顔はつくり笑いの可能性大です。

怒っている場合

怒っている表情は額や目、口に注目します。
延びた額に眉間にしわ、眉が下がっています。
目線は鋭く、細めています。

ただ、この場合は何かに集中している場合でも起こる表情なので、「口」の動きも判断材料にします。

怒っている場合の口元は、歯を食いしばっているのがわかるほど口を固く結んだり、唇を噛んだりします。

これらが同時に見受けられた場合、相手は本気で怒っています。
そっと話題を変えたり日を改めるほうが良さそうです。

まとめ

これら微表情はなんとなくわかっている方も多いかと思います。
私たちがこれまで生きてきた中でたくさん見てきたからです。

そう、この微表情学は万国全人類共通のものなのです。

相手を理解することがこの本質のこの分野、究められたらかなりビジネスや人生の立ち回りもうまくできそうです。
営業のお仕事なんて必須かもしれません。