【新社会人に送る】自発的行動のススメ
2017.04.14 - useful
こんにちは。4月も半ばに差し掛かり、あっという間に桜の時期も終わりが近付いてきました。
学生時代は通学路に桜並木があったので登校しながらお花見していましたが、5月に入ると毛虫地獄と化していて毎日が毛虫との戦いだった事を思い出します。
きっと桜スポットも数週間後には毛虫スポットに変わっているので、お花見したいなと思っている方はお早めに。
さて、今回は「自発的な行動について」です。
新年度に突入して2週間。学校を卒業し、いよいよ社会人として働き始めた人も多いと思います。
そんな新社会人に必要な「自発性」について調べてみました。
「自発性」とは?
そもそも「自発性」とはどういう意味でしょうか?
辞書にはこのように書かれています。
じはつ‐せい【自発性】 の意味
出典:デジタル大辞泉
他からの影響・強制などではなく、自己の内部の原因によって行われること。「―を損なう」
つまり、他人に指示・強制されて行動を起こすのではなく、「自分から進んで物事を行おうとする」という事が自発性です。
「あれしておいてね」「これしておいてね」と指示されなくても、自ら何をどうすべきか考えて行動する。
言葉だけ聞くと当然大切な事だと思いますが、いざ行動に移そうとすると難しいものです。
それでは、何故「自発的な行動」を取ることが難しく感じてしまうのでしょうか?
自発的に動けない理由
人それぞれ、考えられる理由はいくつかあると思います。
・そもそもやる気がない、考えるのが面倒くさい
・やる気はあるが迷惑をかけたりミスをするのが怖い
・何をすれば良いのかがわからない
1つめは、自発的に動く以前にまずやる気を出す事から始めなければなりません。指示された事だけこなすのは楽ちんですが、もっと熱意をもって物事に取り組むようにしましょう。
そして2つめ。
過剰に臆病になってしまい、なかなか自分から行動を起こせない人は結構多いと思います。
内心「こうした方がいいかも」と思っていても、「でも自分がこんな事をしたら怒られるかも」と思うと行動できず、結局指示された事しかやらないという状態です。
自発的に行動すると誰かに迷惑をかけたり怒られる事も当然あると思いますが、失敗を恐れず一歩前に踏み出してみる事が大切です。
最後に3つめ。
「よし、じゃあこれからは自発的な行動を心がけるぞ!」と思ったは良いものの、何をどうすれば良いかわからず、結局「何をすれば良いですか?」と指示を仰いでしまう人もいるんじゃないでしょうか。
自分でやるべき事を見つけるのはなかなか難しい事ですが、まずは一歩引いて周りを見て「今この状況で自分には何が出来るか」を考えてみましょう。
自発的に動くには
まずはその物事を「強制的にやらされている事」だと感じていたり、「何となくやっている」と感じているままでは、自発的には動けません。
例えばお盆休みに友達と沖縄旅行へ行こうと計画したとしたら、どのように行動するでしょうか?
ガイドブックを見て行きたい場所をピックアップして、「じゃあこのスケジュールで回るには大体◯時くらいに空港に着く便がいいな」と航空チケットを予約して、必要な持ち物や目的地への行き方を調べて…と、自発的な行動が起こせると思います。
なぜなら「沖縄って楽しそう、どんな場所なんだろう」という興味と、「沖縄へ行ってたくさん思い出を作りたい」という目標があるからです。
自発的に動くには、まずその物事に対して最初から難しい事だと考えずに「おもしろそう」「もっと知ってみたい」と興味・関心を持つ事が大切です。そして、最終的にどうしたいか目標を設定しましょう。
そうする事で、「もっとこうすれば良いんじゃないか?」「自分はどう動くべきか?」という事も見えてくると思います。
まとめ
やらなければいけない事、覚えなければいけない事がたくさんあると、指示された事だけでもいっぱいいっぱいになってしまうかもしれません。
しかしそこからもう一歩踏み出して、少しずつ自発的な行動を心がけてみましょう。
自発的な行動をするにはそれだけ責任も伴いますが、失敗や責任から逃げようとせずに向き合う事で、自分自身のスキルアップにも繋がるのではないでしょうか。