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【保存版】ブログを効果的な販売促進施策として書くためのガイドライン

2015.10.12 - useful

こんにちは、デザイナーのウェインです。
最近、悪夢が続いて起きている間より寝ている間の方が疲れます。
夢の中でエレベーターに乗れば大体故障して落下します。

さて、今回はよくお問い合わせやご相談をいただく、「ブログの運用」についての記事です。
最近はブログ付きのホームページを持たれる方も多く、SNSのシェアでも見かけることが多くなってきました。
ただ、色んなお店や企業のブログを拝見しますが、何か「ズレ」を感じることが多々あります。

見てくれている人に伝わらない内容(コンテンツ)であれば時間のムダになってしまい、ズレたブログならそもそも書かない方が良い場合もあります。

以下、「ズレ」のない集客など販促に効果的なブログガイドラインを、初心者の方へ向けて定義していきます。

なぜブログを書くのか?

様々な理由や目的で始められると思いますが、販促を前提にブログを運用するのであれば以下を目的とします。

  • コミュニケーション(情報の発信・共有)
  • ファンの開拓・獲得
  • SEO(検索エンジン最適化対策)
  • ブランディング(価値付加)
  • 認知・流入の拡大

これらは事業運営において大切な項目です。
中でもブランディングは競合からの差別化に寄与し、ファンやリピーターの獲得、口コミの拡大を加速します。

どんなブログが求められるのか?

前述の目的をもとに、次は「読みたいブログ」について考えます。

今、多くのブログで目にするのが「日記」です。
日々の出来事を伝えることは悪いことではありませんが、見てくれる人が本当に求めている(読みたい)情報なのでしょうか?
「こんなことします・しました!」のブログでは一方通行な自己満足の日記になってしまいます。

そこで、これまでの経験や知見があるからこそ生み出せる「有益な情報提供」を軸に考えてみます。

例えば、美容室の場合は「髪のプロフェッショナル」としてのトラブル解決法、Q&Aなど、超専門的なコンテンツで記事を書けばPV(閲覧数)が増えました。
「カリスマ美容師が教える本当のシャンプーの選び方」や「美容師だけが知っている自宅でカンタン頭皮ケア」などです。

「見てくれる人が潜在的・顕在的に抱えている問題・課題を解決できる有益な情報を提供する」
こちらを念頭に、自店・自社だからこその情報をブログとして発信することが結実につながります。

「見てくれる人」を設定する

次に、「見てくれる人」とは一体どんな人なのでしょうか。
以下を参考に「見てくれる人」、すなわち「ターゲット」を決めてみてください。

  • 年代
  • 性別
  • 職業
  • 趣味・嗜好
  • 年収

ここでは、10代から20代など幅広く決めるのではなく、あえて「たった一人のターゲット」に絞ってください。幅広いターゲティングでは「打つチカラ」が弱くなります。

「たった一人のターゲット」について、以下にカンタンですが例を挙げます。

「就職して3年目、27歳独身の女性でオシャレに人一倍関心があり、毎月20万円の給料の中から雑誌を参考に自分磨きのためにお金を遣っている」

ターゲティングの際、これまでのお客様を総括して代表となるような人物像を設定することがポイントです。あまり考えすぎず、直感的に思いつく人物像が結構的確に当たっています。

ちなみに、上記例はマーケティング手法の一つである「ペルソナ分析」というものです。
実在する人物のように具体的に設定していきます。

「継続は力なり」

ここまでで、おおよそのコンセプトと方針が具体的になってきたかと思います。
あとは実践あるのみです。

ただ、最初は当然PV(閲覧数)は延びません。
よくて数人、もしくは誰も見てくれない日もあるかもしれません。
しかし、絶対にくじけず、日課のようにブログを書き続けることが大切です。
この継続力が一番大切だと私は思っています。

ずっとブログを更新していると、「いつもブログ楽しみにしています」なんて天にも昇るほど嬉しいお言葉をいただけたり、「ブログを見て来ました」とご来店されるお客様にも巡り会えます。
この喜びを糧に、もっと質の高い有益なブログに育てていきましょう。

また、実際に現場のアンケートやレポートなどでしっかり効果測定をしておくと、モチベーションも高まり目に見えて集客など販促成果を実感できます。

書きっぱなしのブログにはならず、「ブログを書くことで得られる利益」を全員が理解・共有し、より効果的にするためのブラッシュアップし続けなければなりません。

まとめ

ブログは数ある販促施策の中でも費用対効果の高いツールで、時間や人手は必要ですがその見返りはかなり大きいものです。

また、思考を書き出すということは自分自身のスキルアップも大きく加速させます。
慣れていることでも、いざ人様に見てもらう記事にするには調べたり整理しないと書けないものです。この「立ち返る」行動が知らず知らずチカラになっていきます。

このように、どう転んでも得るものが大きく導入しやすい施策の代表格がブログです。
ぜひ有益なブログで事業の活性化をしていただければと思います。