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【大型EC・複数店舗向け】高額な「Shopify Plus」で業務効率を高めて元を取る!

2022.10.05 - useful

こんにちはーーー!!!!!!!!!!
……失礼いたしました。
近頃涼しくなってきたのが嬉しくてつい大声を出してしまいました、秋冬大好き社員です。
夏が終わり、そろそろ私のターンがやってきたなと毎朝小躍りしながら出社しています。

さて、季節だけではなくブログ当番も私のターンがやってきたということで、今回は弊社でもよく制作させていただいているECプラットフォーム「Shopify」の上位プラン、「Shopify Plus」について小躍りしながらご紹介したいと思います。

通常のShopifyで「こんな機能もあればいいのに…」「ここがこうなっていればもっと使いやすいんだけど…」等々もどかしい思いをされている皆様にとっては、Shopify Plusはまさに「痒い所に手が届く」便利な機能が盛り沢山ですので、是非小躍りしながらご覧ください。

Shopify Plusとは?

まずは改めて、「そもそもShopify Plusとは何なのか」について簡単にご説明しましょう。

もう既にご存知かもしれませんが、Shopifyには「ベーシック」「スタンダード」「プレミアム」という3つの通常料金プランがあります。
これらのプランのさらに上位プランとして提供されているのが「Shopify Plus」です。

Shopify通常プランが月額$25〜$299なのに対して、Shopify Plusは月額$2,000(約30万円)と非常に高額となっておりますが、基本的には取引量の多い大企業向けに提供されているもので、通常料金プランよりも利用できる機能が豊富で柔軟性が高くなっています。

Shopify
Basic
Shopify
Standard
Shopify
Premium
Shopify
Plus
月額料金
※2022年10月時点
$25.00
(約3,600円)
$69.00
(約10,000円)
$299.00
(約43,000円)
$2,000.00
(約290,000円)

Shopify Plusでのみ利用できる機能としては、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • チェックアウトページのカスタマイズ
  • スケジュール管理アプリ「Launchpad」の利用
  • 複数ストアの運営
  • Shopify POSの無料利用

上記4つのみならず他にも便利な機能は山ほどございますが、まずは一例としてこれらの機能でどんなことが出来るのか、また、これらの機能がお客様の店舗や企業に対して具体的にどのように貢献出来るのかもあわせてご紹介いたします。

Shopify Plusで利用できる機能

チェックアウトページのカスタマイズ

「チェックアウトページ」とは、配送先住所の登録や決済情報の入力など、購入完了までの手続きを行う一連の画面のことです。
通常のShopifyではチェックアウトページのフォーマットはどのストアでも全て共通となっているため、ページのコードを編集して機能を追加したりデザインを変えることは出来ませんが、Shopify Plusであれば次のようなカスタマイズが可能です。

  • 画像の設置や文字色変更といったデザイン変更
  • フォームの入力項目の追加・編集
  • 配送先の国によって表示や処理の切り替え
  • チップオプションの追加
期待できるメリット
各国の法律の違いなどによるトラブルを防ぐ
例えば該当国への配送が禁止されている商品が含まれている場合は、その商品のみリストから自動的に除外するなどのカスタマイズを行い、国ごとのルールの違いによるトラブルの可能性に対して事前に対策を行うことができます。
お客様の情報をピンポイントで入手できる
例えば「この商品の用途は何ですか?」といった任意アンケート項目を追加することで、自分用に購入したのかあるいは贈答用なのかといった情報を入手でき、顧客の需要を知ることができます。

 

スケジュール管理アプリ「Launchpad」の利用


「Launchpad」は、新商品のリリースやキャンペーンの開始タイミングなどを日時指定して自動で実行することができるアプリです。

例えば、年が明けた瞬間に新年のキャンペーンをリリースしたい場合、Shopify通常プランであれば担当者が1月1日0:00ちょうどに手動で公開ボタンを押す必要がありますが、Launchpadを用いて事前にスケジューリングしておけば、その時間になると自動的にキャンペーンがリリースされます。

他にも、商品価格の変更やテーマデザインのカスタマイズ、割引の適用などもこのLaunchpadでスケジューリングすることができます。

期待できるメリット
人件費の削減やミスの軽減につながる
手動での更新の場合、更新のためだけに担当者を業務時間外に実働させることになったり、担当者のミスにより更新時間が遅れてしまうといった可能性も考えられます。
Launchpadであれば「人」に依存することがなくなるため、人為的ミスによるトラブル対応などの可能性も減り、結果的に人件費の削減につながります。
越境ECの場合、時差にかかわらず柔軟に対応できる
越境ECを運営している場合、キャンペーン等をリリースしたい対象国と日本とで大きな時差がある場合でも、時差を気にせず柔軟に時間の設定を行うことができます。

 

複数ストアの運営

Shopify Plusでは、1アカウントにつき10店舗まで無料で運営することができます。(11店舗目以降も有料で追加可能)
複数のストアに登録している商品在庫の一元管理や、ストアごとのスタッフアカウントの権限設定なども行うことができます。

ただし、複数運営出来るのは「同一ブランド」の店舗のみとなっているため、例えば1店舗目でアパレルECサイトを運営し、2店舗目ではそのアパレル店舗とは一切無関係なインスタント食品の販売店を運営するといったことはできません。

期待できるメリット
ターゲットごとに
アプローチの仕方を変えることができる
同じブランドや商品一つとっても、国や地域ごとにアプローチの仕方はさまざまです。
アジア向け、欧米向けなど、ターゲットごとに店舗を分けることでそれぞれに適切なアプローチを行うことができ、顧客の購買意欲を高めて売上に繋がる可能性がぐんと高まります。

 

Shopify POS Proの無料利用


Shopify POS」とは、簡単に言えば「実店舗とECサイトを連携させるシステム」のことです。
実店舗での売上や在庫情報なども自動でデータ化され、販売に関わるあらゆる情報を一元管理することができます。

この「Shopify POS」には「Shopify POS Lite」「Shopify POS Pro」の2つのプランがあり、Shopify通常プランでも月額料金を払えば利用可能ですが、Shopify Plusであれば「Shopify POS Pro」の機能が全て無料で利用できます。
【参考】Shopify POS プラン表:https://www.shopify.com/jp/pos/pricing

期待できるメリット
業務を大幅に効率化できる
実店舗とECサイトの売上をそれぞれバラバラに管理したり、実店舗での売上をECサイト側に手動で入力するといった手間を省くことができるため、業務を効率化し人件費の削減などにつなげることができます。
オフラインでの売上情報を収集して
マーケティングに活用できる
いつも実店舗へ来店している顧客がECサイトを利用した場合にクーポンを配布したり、「どの店舗でどの時間帯にどの程度の売上があるか」といった情報から顧客属性を絞り込むなど、より的確なマーケティングを行うために活用することができます。

 

さいごに

先述した通り、今回ご紹介した機能はあくまでShopify Plusでできることのほんの一部にすぎません。
月額約30万円という費用を見るとつい尻込みしてしまいますが、ある程度の規模で運営されている店舗であれば、むしろShopify Plusで業務効率化を図ることで収益増加も期待できます。

ちなみに、弊社はShopifyストアの構築をサポートする「Shopifyパートナー企業」となっております。
今回ご紹介したShopify Plusに関するご相談はもちろん、通常プランでのご相談も承っておりますので、ECサイトの構築をお考えの方は是非一度お問い合わせください。